タミヤ 1/35MM イタリア軍中戦車 M13/40
最近の最新作、カーロアルマートこと伊陸軍中戦車、M13/40です。
ちょうど去年の今頃作りたくて仕方なかった戦車だったのが、いい感じでリニューアルされて再販ですよ。
キットは履帯、マフラー、工具などが新規パーツになってるもの。最初からアルミ曳き物砲身が付いてるのは嬉しいデスネ!

まあしかし色々気になる点も…いろいろというか、この戦車のもっとも特徴的な部分が甘いんですわ。リベット。
甘い、というかどうしても金型からの抜きの関係でとてもリベットが低く再現されてます。
仕方ないので全部打ち直しました。

特に砲塔が低いのです。方法はピンバイスで真鍮板に穴を開け、溶かしたランナーを押し付けてリベットを量産するやり方。
市販のリベットではこのイタリア軍特有の「尖頭リベット」を再現してるものが少なく、それを揃えるのがタイヘンなので。
まあしかし手作業なのであんまり揃いきらなかったというのはナイショですよw

あとはライト基部がおざなりなので資料を見ながら作り直し。
同じくアンテナ基部も作り直してます。倒せるように作ろうとしたら失敗して固定にした!
ジェリカンは折角キットに入っているのでベルトで固定している状態を再現。

あとは隠す意味も含めた土嚢や毛布などをエポキシパテで再現。
特に土嚢はひ弱なイタリア軍戦車を表現するのによいツールです。

塗装はラッカーでぷーっと吹き付けました。単色塗装なので深みを出すために暗色を影に吹きつけ、基本色を数回明度を上げて退色加減を再現してます。
リベットのゴツゴツさはウォッシングで強調しつつ、塗料ハゲをエナメル塗料で描き込み。
足回りはパステルとかは使わないでエアブラシでふわっと乗せる感じで再現してみました。
最後に履帯に銀ドライブラシをして完成〜♪

制作時間は10日間ぐらいかな?やっぱ勢いって大切だなーとつくづく感じる作品となりましたよw
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